DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2009.07.20

第27号 早乙女太一公演(名鉄ホール)

早乙女太一「わらべうた」の公演の仕事で名古屋に来ている。マハロ・ウォーターが主催する始めての興行。お客様の期待と、高野社長の信頼に、”舞台だけでなく、全ての仕切り”でお答えしなければ。

100年に一度と言われる早乙女が、舞踏家であり、表現者であり、よって芸術家であり、彼自身がメディアでもある。17歳。彼はやがて、思想を持ち、天才と称される誰もが持つ宿命的なメッセージを放ち、日本ばかりか世界で拍手を浴びる時に、我々も何かを学ぶのであろう。

「少年老いやすく、学なりがたし。。。。。。」

ご来場のお客様の全てが、”応援するもの誇りが感じられる”コンテンツ。
高野社長も、それを感じ取られていたように思う。






2009.07.19

第26号 虹色の空

 黄色いどんよりとした低気圧が、列島に被さっている。朝からねっとりとした風が体に纏わりついている。梅雨が明けたにもかかわらず、気分は晴れない人が多いのではないだろうか?

 自民から民主への政権の移動が確実と言われても、何かすっきりしないのは、”ある時代が中途半端に終焉を迎え、新しい時代が読めない”ストレスから解放されないから。

 何かが変わろうとしている。誰が動かしているのか、それとも誰も答えの見つからない経済の法則が働いているか、わからないが、私たちの生活も大きく変化しつつある。

「髪の毛が伸びるのを、毎日見ているとわからない」
・・・・・・と、イマジニアの神蔵さんが、電話で呟いた。

 散歩に出ようと、町に出ると、東京の南の空に虹が出ていた。車のルーフを全開にして、シートを倒して、虹を感じていた。
 カラパマの「メニイ・クラシック・モメント」を聞きながらうとうとしていると・・・・・・虹は、姿を消した。

 さっきまで、空を眺めていた人々が、もとの重苦しい表情に戻り、新橋の駅の方に流れていく。何かを払い落としたいのだろうか、再び空から、シャワーのような雨が降り出した。





2009.07.16

第25号 モンゴル大統領サンジャー・バヤル氏との昼食会

 モンゴル大統領が閣僚をずらり引き連れて来日。月刊「美楽」の執筆者の白鵬を初め、モンゴル旅行者のガルダ氏や、大使館のバトボルト氏など、公私共にお世話になっているので、赤坂の某所のランチに出かけた。

 地政学的にも、アジアの重要な拠点となりうるし、資源も豊富、民主化運動も目処がついた・・・・それになんと言ってもこの国の人材(民族)は(上品で頭がよろしい)。一見日本人との風貌の違いを見極めるのは不可能に近いし、敢えて言うと、体格が頑丈で丈夫。

「モンゴルの子供たちは、チーズ、それに羊のミルクがありますから・・」
以前身長196センチ体重165キロの白鳳さんが、言っていたから間違いない。

食料大臣のバダムジョナイさん、鉱物資源大臣のアリウンサンさん、外務大臣のボロルさん、いずれにしても30代から40代の若い閣僚は、どこかの国の利権まみれのバッジ組とは違い、一目でわかる”清い目”をしていた。


 やがて、彼らの力を充てにしなければならない未来が、来る。





2009.07.12

第24号 きみさらずゴルフの朝食

きみさらずゴルフの朝食に限らず、何処のゴルフ場も、コース・コンディションは無論、キャディー教育やら、風呂の温度やら、近隣住民との良好な関係作りやら、むしろゴルフ・プレーとは一見無縁そうな仕事が山ほどある。

しかし何と言っても、食堂(レストラン)の味とメニューは、集客数に大いに影響するらしく、ご当地メニューやら、シェフのキャリアーやら、変わったゴルフ場では、プレーはしなくても、お食事だけでもOKのところも、増えている。

朝5時に起床、7時からプレーしての、9時過ぎの朝食は、体に血が回っているし、運動の後だけに、美味しい。
友人のVSNの加藤役員と、川崎専務とのデッドヒートの半ばを終え、コップ一杯の水を呷り、輪定食を食べるのが日課?いや習慣になっている。

ちなみに、この極上の鮭を主人公にした、きみさらずの朝定食は、食事だけでもOKである。料金は750円。7時から10時まで注文できる。