DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2000.12.29

沖縄で恒例の年末挨拶。

沖縄で恒例の年末挨拶。リンケン氏のアジマァ・スタジオを仮の宿に“感性の取り戻し”。温度24度、快晴。半ズボンにTシャツで海岸線を朝の散歩。

夕べは、「マリブハウス」の砂浜のすぐ横にテント小屋をかまえライブハウス(ココナッツ・ムーン、965−3601)を営む比嘉 清正氏、リンケンとアトランチック系のブラコン・ライブを聴いた。比嘉氏は、「紫」という伝説のロック・バンドのギタリスト。一見、ブラジル人風、あのサンタナに似た色男。リンケン氏と中学時代の同級生。こんな夜更けにわいわい一杯やってる所が、なんとなく沖縄時間を感じて嬉しい、羨ましい。僕の若い時間を分け合った友人たちは、別の空間で暮らし、二度と会えないのだろう。外に出ると、東京では9月あたりの夏の終わりの風が吹いている。海鳴りを背中にレンタカーのキーを回した。誤って動き出した

ワイパーを止めると、フロントガラス一杯に南国の星空が広がった。