2010.11.22
第50号 月刊「美楽」12月号
『ウルトラC』
さかな屋の健ちゃんは、かけっこが早い。八百屋のマー坊は、平泳ぎが得意。病院のあっちゃんは、算数が得意。そして僕は、色鉛筆で絵を描くのが大好き。
みんな、一人ひとりに自慢話があって、それぞれに嫌いなものがあって、僕たちは大人に負けない社会を持っていた。
刈り取りの終わった畑に、野焼きの煙が狼煙のように上がっている。夕飯前に、刈穂を吊るす組木にぶら下がって鉄棒が得意なだいちゃんがくるりと回った。
2010.11.08
第49号 女性自身タイアップ母さんのお節
女性自身の田辺編集長は、”童顔の切れ者”。オージーフーズ×週刊「女性自身」企画の御節弁当が、いよいよ佳境に入ってきた。
たまに顔を合わせては、田辺さんの、発想の”雑誌経験”に驚かされる。
この企画をプロデュースして以来・・・そう言えば、何処のレストランに行っても、御節のチラシが目に付く。
デパ地下は、もちろんTVの通販番組まで、今年は御節の企画が花盛り。東京プリンスの和食「清水」も、マロニエの「中華オセチ」も、20000円を超える高価格の贅沢品。庶民派向けにはジョナサンもローソンも、ゴルフ場まで「御節」の前売り販売中。
経済ジャーナリストは、いろいろ景気の指数を並べては、分析と悲観と、占いのような予測を、繰り返し語るが、日本はどんどん、不景気に向って”穴を掘っている”。
この悲惨な失業率、新卒の内定率56%?????80万人の大卒、短大卒、専門学校の若い労働者たちは、今月で30万人以上、来春からの職が
未定状態。
日本に正月が来るのは、少し時間が掛かるようだ。気分だけでも「御節弁当」で、正月を迎えようよ!