PHILOSOPHY:夕焼け小学校校訓

[ 全401条 ] 1-100 | 101-200 | 201-300 | 301-401

 

  1. "仕事を成功させる要素を時系列にすると、そのうちの60%は""はじまり、つまり最初のプレゼンテーション""が重要である。""後の10%はお礼(利益分配の方法)""が大切。残りの30%は遂行する""仲間、人材、チーム""の連携によるものが大きい。 "
  2. ニーズの理由、原点、本質を探す。徹底的に市場の求めている訳を探す。これが、仕事の一番の醍醐味である
  3. 今あるものに視点をあわせるのか、それとも先の事に焦点を合わせるのかは、その人の持つ個性と能力による。中途半端な視線で現在と未来を交錯させるのは失敗のもと。日銭でいくか、壮大なスケールでいくか?必ず得意な方があるものだ。
  4. "チャンスは一瞬にして訪れ、あっという間に視界から消えていく。よく見える人には、次から次へとあらわれる。水平線にかかる虹の様におぼろげでもあり、もぐら叩きの様にあちこちに出現することもある。チャンスの数は、""気持ちの視力""によって異なるのだ。 "
  5. 今あるものが、1分後にも同じ姿であると考えている人が多い。農耕系の日本人は特にこう思いがち。僕は漁民系のせいか、目の前の魚群は汐の流れとともに、いつも移動していると思っている。
  6. 永遠に存在するもの、確実なものなど何もない、我々の生命さえもそうである様に。
  7. 自らが絶えず変化していく為に、ルールを創る。引越しに要領があるように順序ややり方を決めておく。すると変化を楽しめる。
  8. 変化に対して柔軟に対応する為にもルールを創る。変化とは時間、環境、人間関係、経済状態などの時間的な相違である。
  9. 情報には、机の上のデータのような大きな情報と、現場にある生の小さな情報がある。
  10. ルールの基本は現場で構築する。読書や人の話にもそのアイデアやヒントはあるのだろうが、オリジナル・ルールを創ること。オリジナル・ルールは応用が利く。
  11. ルールの始まりは、好きか?嫌いか?である。次に、Yes?No、儲かる儲からないを1番最初に持ってくると、不愉快な気分の時にヤルセナクナル。
  12. 好きだったから成功し、好きだったから失敗したのだ。
  13. "自分の為にルールを作る。ルールはノウハウ(要領)であり、これを多く身に付けた人ほど成功する。まるで""スポーツの形""のようである。タイガー・ウッズは1000以上の要領を身に付けている。 "
  14. ルールは経験から生まれるもの。よって精度の高いルール(法則)を作り上げる為には「まず動く」事から始める。動かなければ何も始まらない。
  15. ルールとは、希望と絶望から生まれる。
  16. すぐ出来ることを実行しない人より、試みて失敗した人を評価しよう。
  17. 自信をつける具体的な方法は、少し難易度の高い課題を繰り返し消化する、練習することである。算数で言うと2桁の足し算の繰り返しの様なもの。
  18. ルールを持つと、一見窮屈になるようだが、実は詰まらない事で悩まない分だけ、自由時間が増えるのだ。K1の石井館長は、無駄の無い選手ほど多くの形を持ち、攻撃が多彩で巧いと言う。
  19. 自分だけのオリジナル・ルールを完成し、実行していくうちに、毎日がどんどん楽しくなる。毎日が楽しくなると、リズムカルに自信が湧いてくる。自信の裏づけがルールなのだ。
  20. 優先順位を絶えず確認する習慣を持つと、現状が見えてくる。めったに無いチャンス、機会を優先することが、コツ。頻度の少ない件ほど、チャンスが多い。同時にリスクも多いが。
  21. 自信を持つと、無駄なコストがかからなくなる。迷わないことは物事が無駄なく低コストでおさまるのだ。余裕の時間が生まれ、そこに資本が蓄積され、次の挑戦がしやすくなる。
  22. 挑戦、チャレンジをすると、自分に誇りを感じる。誇りは、あらゆる自己認識の土台となる。
  23. どうしても迷いが生じたら、結論を出さないこと。まして、決断しないことが肝心。自信は肉体、精神、環境などに余裕がなければ生まれない。
  24. あらゆる条件を決定すると、そこに契約関係が生まれる。前提条件が未定な流動的な関係のビジネスは犯罪的である。
  25. 契約において一番大切なことは時間に関する項目である。つまり納期・期間である。何故なら、契約とは約束通り実行されない事を前提としている。
  26. 初めての人とはなるべく口約束はしない、いつも紙(契約書、覚書)を残す。
  27. 余裕とは、バランスの取れた精神状態から生まれてくる。
  28. 余裕は、想像力を生み、逆に成功へのマインド・コントロールを疎外するのが迷いと焦りなのだ。
  29. 余裕を持つための一つの方法は、慣れた場所で、慣れた道具を使い、慣れた食事を取る事。マラソンの小出監督がシドニーで金メダルを取った高橋尚子の勝利の秘訣をこう教えてくれた。
  30. 余裕を持つためには正々堂々とした心の状態が望まれる。
  31. 何かの不安や迷い、中途半端な環境や、肉体的な不備は集中力を奪い、ツキを落とすだけでなく、悪いリズムの始まりになる。
  32. 不慣れな人と、初めての場所で、使ったことも無い道具を用いると必ず失敗する。
  33. 失敗は同じ要因で繰り返される。
  34. もっとも慣れないものは、いつの日も「情報」である。
  35. 楽な道、下り坂に気をつけよう。
  36. 今までの人生においても、70%以上は偽の情報や、無駄な話で動かされてきた。マスコミに踊らされ、人事を誤り、時間をロスし、軽薄に気を使い、その結果、必要以上の恐怖感を身に纏ってきた。この解決策は信用の置ける人に相談するのを億劫がらないこと。
  37. 挑戦の回数だけ当然失敗の回数も増えていく。それがいい。しかし失敗の数だけ、徐々に成功の確率があがる。やってみること、動くことはノウハウ発見の近道。そして、例え失敗したとしてもきちんと後悔すればよい。後悔するとそこにノウハウが蓄積される。
  38. 失敗の蓄積は、マイナス・イメージではなく成功イメージを作る為の要素となる。昔、9勝16敗の世界チャンピオンがいた。要は、人より早く25試合目に頂点を極めたのだ。無敗のチャンピオンより負けた数だけノウハウも蓄積している。
  39. 失敗の数ほど、自信が深くなる。破れかぶれということではなく、敗因分析が重要。敗因分析は、勝因のヒントになる。
  40. 次につながる敗戦、成功への希望をイメージできる失敗は、小さな成功より価値がある。
  41. 打たれ強いボクサーは、負け癖がつかない。
  42. 自信とは、誰よりも自分の能力を自分で最大級に評価すること。自分の才能を愛すること。
  43. 自己愛の強い人ほど粘り強い。自己愛は「あきらめるなと叫ぶ」成功の母である。
  44. 諦めの早い人と、決断の早い人は異なる。前者と後者の違いは集中力と想像力の差である。
  45. 決断には勇気がいる。逃げるのにも、勇気がいる。
  46. 人間は、習慣性の動物である。いつも小さな判断ばかりさせられていると、いざ大きな決断を迫られたときに判断できなくなる。
  47. 判断は、誰でも出来る。しかし、決断は限られた人しか出来ない。勇気と実行がともなうから。
  48. 朝起きて5分以内に遠くの景色を見ると、その日一日中想像力が豊かでいられる。ボーツとして空や雲、海や森を眺める。住居がそんな環境でない場合、花や葉や、魚など自分が吸い込まれるように集中できる対象を凝視するのも良い。
  49. 朝起きて、一番まずいのは、現実的な行動をいきなり始めることだ。歯を磨いたり、新聞を見たり、朝食を食べたりするのは、目覚め創めた右脳の大切なデリカシーを奪う。想像性のある一日のエネルギーが貯蓄されるのは寝覚めの一瞬なのだ。
  50. 長寿の東家は、朝ごくごく水を飲む。昨日の残り物を流しだすために。
  51. 朝食は軽いほうがいい。血が胃に集中してすぐに午前中が過ぎてしまう。
  52. 昼食後、消化の為にも10分間の散歩をする。出来れば寺の境内などの静かな場所が良いのだが、トイレの中で目を閉じるのでも構わない。
  53. "寝る前に温かいお湯につかり、5分間好きな音楽を聞く。照明を消して、今日1日の楽しかったこと、良かったことを思い出す。すると、右の脳に""睡眠の天使""が現れる。 "
  54. "「気」についての書籍や解説が多い。しかし簡単にいうと体と脳の""空気の入れ替え""。換気を良くし、細胞をいつも新鮮に保つことだ。部屋の空気を入れ替えるように、1時間に1回気持ちと体に酸素を入れる。 "
  55. 吸う息の量は意識するが、吐く息の量は意外とぞんざいになるものだ。食と排泄に始まりすべて、インプットは大切にするが、アウトプットは雑になる。この現象の巨大化したものが今の地球である。
  56. 気は勢いを作る、勢いは心を作る。心は技術を超える。
  57. 元気の要素とは、やる気、勇気、へこたれん気に負けん気である。へこたれん気と負けん気は先天的に備わったもの、勇気と、やる気は後天的な、しかも幼少のころに学んだものが大きい。
  58. その場の、酸素をすべて一人で吸ってしまいそうな人がいる。存在感というのは、そんな気の流れを持った人物である。
  59. 同じ場所に長い間留まっていると循環が悪くなり、老廃物が沈殿しやがて病に至る。
  60. 組織に居た時の方が、自由だった。自分を律しいて生きていくことのほうが制限される。束縛から解放へ向かうエネルギーの方が前向きで強い。
  61. "リクルートは朝に強い組織だった。朝の団結力が凄かった。そして個人はその日得るそれぞれの利益を明確に認識する。するとエネルギーが出てくる。個人個人は、朝の朝礼で""創造的商人""を自己演出するのだ。 "
  62. 規制概念や既得権を学んだ流通販売は水溜りのような仕事だった。マーケットの変化を見つめる集客業は川のような仕事だった。リクルートの販売部の時代は水溜り、ダイエーの福岡ドームの時代は川、将来は空や海のような仕事をしたいと思っている。いわゆるマーケットがとてつもなく大きく創造的な仕事を。そして100年後も残る仕事を。
  63. マーケットにも、人間同様に心がある。悲しみのマーケットには喜びの商品を、疲労したマーケットには癒しの商品を。元気のないマーケットには、元気の出る商品を。
  64. "仕事は直感で大きく入り、小さな論理を積み重ねていく。当たりか外れか、がはじめにあって、それから電卓の世界が登場する。いわゆる""感""から""データ""の順番だ。 "
  65. 直感の中身は大きく分けて、成功までの時間軸と組む相手との相性軸の2つになる。仕事の場合も、人間との関係についても「いつ成功するのか?」「この相手が好きか嫌いか」が最初に働いている。
  66. "カンには""感""と""勘""と""観""という3つのカンにもう一つの""間""が加わる。組織の心の動き感じる、利益を読む、それに計画とビジョン。もう一つはタイミング。4拍子のロックンロール。さらに関係の""関""をくわえて人脈を加えると、クワルテット・ジャズになる。 "
  67. 午後から雪と言う気象情報は、山の天気には通用しない。データを信じすぎ分析しすぎると、遭難した山人のように自然の気紛れや人間の動態を見失う。
  68. "データはあくまで一定のグラフから見た過去の話であって、急激な未来を予測するには""感""を生かすことだ。 "
  69. 感で判断を下し、データを加えて決断をする。実行段階では、再び勘を絶えず働かせる。特に成功までの最短距離を走るには、思い切った決断を連続的に迫られるから。
  70. 感はいつも自由な心、楽な精神、浮遊した状態の方が良く働く。風船は風の力と風向きを一瞬にして動力源にする。柔らかなエネルギーに変える。
  71. 鈍感な人と、無神経な人、がさつな人、横着な人、一番いけないのががさつな人。鈍感な人はあきらめる、無神経な人とは組まない、横着な人には注意する。
  72. "計画的に中心を""はずす""のも大切。中らない(アタラナイ)と判っているものを一生懸命に遊び心で考えるのもいいね。マーケットの輪郭を大きく、柔らかくすることで逆に芯の部分が鮮明に、はっきりしてくる。 "
  73. 無理や、難題、冗談、夢物語を語り合い、意図的に企画書にすることで組織や個人のサイズも自由になる。撓みがでてくる。意外性に富んだ議論は、組織をも柔軟にする。
  74. ユーモアにはユーモアで対応しよう。
  75. 気持ちのいい仕事は、納得してやる仕事だ。この仕事の何処に自信がもてるか?納得感を突き詰めていくとその人の幸福感までいってしまう。仕事は人間そのものだ。
  76. 誰の理解を得られなくても如何してもやってみたい仕事がある。多分それは神様の命令か先祖の遣り残した仕事なのだ。
  77. 本当に好きな仕事はパワーがミナギッテイル。幼少期の原体験を醗酵させているので底知れない力を持っている。それを個性という。
  78. 個性はユニークと言う言葉に置き換えられる。誰にも負けないその人だけの才能のDNAのように。
  79. 本当の個性を発揮すると、それは必ず人々の心を打つものだ。あらゆるものに影響力を発揮しながら成功へと導いてくれる。
  80. 人が個性を発揮する時、必ずと言っていいほどとてつもない集中力が付いてくる。しかも前向きな集中力が湧いてくる。
  81. 仕事は個性であり、人格であり、思想だ。少なくとも子供たちや社会の迷惑になるような仕事は、やりたくない。先祖にしかられ、墓の中で後悔する。
  82. いろいろな人と仕事をしていくうちに、親の顔を拝みたくなるほどいいかげんで無責任な人とも出会う。人間として幼稚で1人前になっていないのだ。こんな人の特徴は、自分のことしか見えていないことが多い。
  83. どうしても憎めない悪人もいる。どこか虫の好かない正義の人もいる。これは誰にでも当てはまること。憎まれない正義の人となるには、ある程度こちらから心を開いていくこと。
  84. 世間知らずより人間知らずの方が、やりずらい。
  85. "世の中には、泥棒以下の仕事を平気で行っている人種がいる。彼らは目的が""銭""で、プロセスは""利己的""である。""銭""に執着して結果を重んじすぎると、過程が軽視され、そうなると組織も事業も近視眼的で、短期間に終わる。結局のところ、短命なのだ。 "
  86. ノウハウを蓄積できる組織、人材は成功する。それは日記であったり、メモであったり、反省会であったり様々だが、1つ共通しているのは誰かに伝えよう、残そうとする伝播の精神をトップ自らが持つことである。
  87. ノウハウを共有する組織は強い。その為に経営者は新入社員にまでも、あらゆる知識を惜しみなく語るべきである。
  88. 人間の歴史観は、当然人生観である。
  89. 太く長くとか、短く細くとかより、それは未来に対する期待度や自信度の違いによって異なる気がする。そういった意味でいつに日にも楽観主義者の方が長期的プランをつくる。
  90. 仕事は私事である。個人のノウハウの結晶である。
  91. 仕事の仕方で、その人の品格や性格が解る。ビジネスセンス=能力+性格なのだ。
  92. さらに、仕事の方法論は時間とともに進化する。方法論=時間+個性なのだ。
  93. 方法論や、個性も時とともに変化する。僕は忘れやすいので中学生の時使った暗記用のカードにメモをする。やり方と詩の2種類がコンテンツ。
  94. コンテンツの始まりは思いつきである。
  95. メモしていたものを企画書にする時、血や肉を補填する。これは極めて個性の発揮を試される重要な作業である。
  96. 何ページにもわたるつまらない企画書より、一枚の写真、一句のコピーの方がインパクトを持つことがある。
  97. 会社は誰のものか?株主、経営者、従業員、顧客、出入り業者、みんなのものだという当たり前のことが判っている人は少ない。
  98. 会社は舞台である。商品は大道具、小道具は組織、主人公は人間、観客はお客様。
  99. 日本のお客様は、舞台を見た後感想を持たない。チケットを購入して御終いの、無感動なお客様が多い。
  100. 残念ながら、日本の消費者は商品や企業に無関心である。誰かが作った物を、適当に消費する。この癖は社会参加意識が稀薄で、ひいては政治すらも任せきりとなる国民性そのものとなる。

 

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