2013.09.26
第33号 上田正樹氏別冊『「蒼心情歌」』発売
上田正樹別冊「蒼心情歌」を発売した。そんな意味を含めて、上田正樹さんに親睦会を含めた実演会(ライブコンサート)をお願いした。
とにもかくにも、上田さんの声は、ライブで聞くとその会場の空気が彼の声に合わせて波のように揺れるのを感じる。
カーコンビニ倶楽部の林社長や、バリューゴルフの水口社長は、上田さんのマイクの目の前にお座り頂いただけに、お酒も料理も、タバコ一本も吸わずに、聴き入っていた。
年に数回行われる月刊「美楽」の実演会は、ネットワーク社会を埋めるために今後も続けたいと思っている。
2013.09.20
第32号 月刊「美楽」2013年10月号
『宮崎駿』
宮崎先生とは、もう十数年前にトトロの試写会でお目にかかったことがある。
僕は、作品や主役を差し置いて、自分を露出したがる監督やプロデューサーがみっともないと思っている。試写会の会場の片隅に、そっと座り、心なしか目を潤ませていたのは、観客の1人として、鑑賞していたのではないかと感じた。
すべての芸術作品は、完成した瞬間から作り手の手を離れ、作り手とは別の生命体として動き始める。
2013.09.18
第31号 Peach-Jin制作中
Peach-Jin制作中!
世界の交通革命とも言われる航空業界の低価格化、つまりローコスト革命が進行中である。
これのもたらす結果は、中々予測不可能なもので、少なくとも地球人の大陸移動やそれに伴う宗教の普及、言語の必要性の増大、国家レベルでの国際人の育成、さらには経済的交流など、いずれにしても、地球がどんどんどんどん小さくなっていくのであろうか。
Peachは、その中でももっとも期待される会社で、現在の輸送客数はすでに300万人を越え、2014年には500万人をも突破する勢いである。
2000年に、現在の携帯電話が1000万人を越えて僅か10年で1億2000万台を突破し、いまや地球上のコミュニケーションインフラとして、その産業の地位を確立した。
これと同様に、現在700万人と言われているLCCの利用客数は、オリンピックの頃には、ゆうに3000万人を越えると思われる。『Peach-jin』というこのメディアも、社会的役割と影響力も必然的に大きなものとなるであろう。
2013.09.12
第30号 芝大神宮のだらだら祭り
芝大神宮のだらだら祭りは、古来からその祀は長期間続くことから、「だらだら祭り」と言われているらしい。
月刊「美楽」を置いて頂いているカロライナという喫茶店の紹介もあって、氏子でもないのに、この祭りに提灯を出させて頂くことになった。
この神社は、1005年から鎮座している由緒正しき神社で、足利尊氏、豊臣秀吉、さらには徳川家康から始まり、明治天皇はここを休憩所として使い、その後、東京大空襲で消失したにも関わらず、本殿を再建し、今に続いている。
本殿に向かう階段を中半上ったところで、深く青く聳える東京タワーが本殿の背後に見える。
近所に薩摩屋敷があったこともあり、浜松町が僕のふるさとになる気がした。
2013.09.06
第29号 MKマガジン-2013年9月号
MKマガジン-2013年9月号
2013.09.03
第28号 上田正樹「美楽」実演会
上田正樹さんの実演会(いわゆる、ライブコンサート)は、美楽の6回目の実演会となる。
上田さんの声ほど、生で聞いてもらいたい歌手はいない。涙がとけ込んだようなかすれた声。その場の情感に合わせて歌い回すメロディ。言って見れば、同じ歌など二度と聞けない上田さんの実演である。
今回は、現在二人で制作している「壊れゆく日本の歌たちへ」というアルバムの中から、永六輔さんの「遠くへ行きたい」をはじめ、昭和30年代に流行したまだ日本語や詩や言葉がきちんと使われていた時代の歌を歌ってもらう。
上田さんには、月刊「美楽」に毎月執筆して頂いており、このコンサートではその原稿を1冊にまとめたものを「蒼心情歌」をご来場の皆様にお土産にして頂こうと思っている。
「蒼心情歌」には、上田さんがなぜ歌を歌うのか、また、歌いたい歌は何なのか、そんなことが書いてあり、普段滅多に自分のことを話さない上田さんの気持ちのあり方がよく書いてある。