DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2013.09.12

第30号 芝大神宮のだらだら祭り

 芝大神宮のだらだら祭りは、古来からその祀は長期間続くことから、「だらだら祭り」と言われているらしい。
 月刊「美楽」を置いて頂いているカロライナという喫茶店の紹介もあって、氏子でもないのに、この祭りに提灯を出させて頂くことになった。
 この神社は、1005年から鎮座している由緒正しき神社で、足利尊氏、豊臣秀吉、さらには徳川家康から始まり、明治天皇はここを休憩所として使い、その後、東京大空襲で消失したにも関わらず、本殿を再建し、今に続いている。
 本殿に向かう階段を中半上ったところで、深く青く聳える東京タワーが本殿の背後に見える。
 近所に薩摩屋敷があったこともあり、浜松町が僕のふるさとになる気がした。