DIARY:夕焼け少年漂流記

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2010.04.01

第15号 中谷彰宏さんのVSN講演会

中谷先生と素直に言ってしまうほどの、中身のアル、タメになる講演会になった。今年のVSN(特定人材派遣会社)の入社式は、赤坂プリンスに2百数十名の新人を迎えた。

「さあ、全員メモを取りなさい!」この一声で始まった講演に、思わず僕も新入社員に帰ったように、身を引き締める。
「怒られなければ、意味が無い!それは、チャンスなんだ」・・・なるほど
・・・・・僕も、良く若い人にハッパかけるな・・・・

人の出会いは、不思議なもので、中谷さんとは20数年前に遡る。
あの夜、確か、藤原和博さんと、3人で飲んでいた。
「博報堂を止めようと、考えてるんです」

僕は、大賛成した。あの頃から、中谷彰宏は輝いていた。鋭敏なコピー、大仕掛けで解かり易い説明(プレゼン)、タイミングのいい視線。若くて洒落たルックス。

それから、一年も経たないうちに作家中谷彰宏は、日本中の書店の”売れ筋”となり、僕の人生の支柱の一つになった。


「これが、みなさんとの出会いだね。また来ますよ」
さりげなく、暖かく、スマートに、”おだやかな春の疾風”のように、演台を降りた。

 僕は、中谷彰宏さんと20年ぶりの小さな握手をして、感謝した。





2010.03.24

第14号 月刊「美楽」4月号

『れんげの花』

 毎日、青い空を眺めている。川のせせらぎのリズムに合わせて雲がゆっくり流れていく。雲のメロディーに合わせて、川沿いに咲いたレンゲの花が春の歌を歌っている。
 僕が大きく一つ息を吐くと、白い雲がピンクのレンゲ畑に変わった。
 僕は、心の中に色鉛筆を持っている。色鉛筆は、心の模様によって、時には一色だったり、時には何万もの色が必要になる。
 
 今の日本を見ていると、灰色をベースにしたたくさんの黄色の水玉模様が必要。黄色は、点滅し、やがて日本文化の警戒信号変わる。





2010.03.21

第13号 鹿児島中央駅

 鹿児島中央駅は、昔西駅と呼ばれていた。この駅と、東京駅が九州新幹線の全線開通に伴い、7時間30分で繋がる。少年の頃、夏休みになると「はやぶさ号」に乗って20時間ほどかけて、夜通し本州、九州を走り抜け、東京から祖母の顔を見に、故郷に戻った。
 腕時計で、到着時間を何度も確認しながら、本を読み、駅弁を食べ、見え隠れする東シナ海を眺める。それを繰り返すのに飽きてしまうと隣の車両に、散歩に出かける。

 子供心にも、鹿児島までの、”その退屈さ”が憂鬱だったのを覚えている。

 西駅に着くと、桜島の上部が僅かに見え隠れし、当時もよく噴煙を、吐いては、その喉の奥から、ベージュ色の灰を町中に降らしていた。

「今年に入って、桜島の爆発が200回を越えている。変だね・・・」と父が言った。

 地球が変化し、日本列島が変化し、鹿児島も変化した。変化なのか、退化なのか、変化の軸さえ、複雑に変化している。




2010.03.19

第12号 女性自身「PIPI」広告第2弾

 田辺編集長の感性には頭が下がります。女性自身「PIPI」の第2弾の広告が掲載発売された。女性用禁煙タバコPIPIのブランドは着々と市場に定着し始めた。コールセンターの電話が、先週に比べ2倍ほどになった。

 長友先生のピンクのパッケージに「可愛い!!」と言うお客様の評判も上々。
10月1日のタバコ税値上げで、何百万人もの女性の指先から、煙草が無くなり、そこには電子スモーカーPIPIの水蒸気が、揺れるのか?




2010.03.10

第11号 オージーフーズの大野社長は、”日本の舌”

オージーフーズの大野社長を取材で訪ねた。新宿御苑を眼下・・・窓の下に見下ろすコールセンターは、開店前の緊張感と、新鮮な事業によくある経営者の情熱が空気になって、はち切れそうだ。

大野社長は、グルメと言うより”食材の冒険家”である。お客様の舌を喜ばせるために、日本は勿論、アジアの果てまで狩に出る。
中でも、お新香の知識と、知恵は、素晴らしい。”昭和良き時代”の、食卓を囲んだ家族の風景に、思いを馳せ、今の日本を嘆きながら、「食事革命を提唱する」

 その夜、僕はうるい(山形県)の)新香に遭遇した。こんな東京のど真ん中で、東北の野に群がる独特の粘りの繊維に・・・・・大野さんの経営者としての粘りを思い出していた。

*大野社長のエッセイが美楽5月号から登場します。





2010.03.08

第10号 アーススモーカーZEROの女性用PIPI発売!

 アーススモーカーPIPIが、「週刊女性自身」で先行独占販売スタート。喫煙者3000万人。女性の喫煙率18%。600万人の女性愛煙家へ。

「お願いだから、どうぞ煙草を止めないで!そのしなやかで細い指先に
煙草の煙を、セクシーに香らせて」

*但し、ニコチン、タールの無い、PIPIの煙を。





2010.03.03

第9号 朝青竜は本当に・・・・

 朝青龍氏が引退。まるで、これで事が済んだかのようにマスコミは”次の話題(吊るし上げの材料)へ。 日本に内包されたストレスは、メディアを通して瞬間的に、解消されても、実は本質的な解決には至らない。

 昔からの悪い癖で、集団主義(個の存在の意義を理解したくない)という国民的性質を、悪用して、或いは自然発生的に増長させて、特に経済的に混乱をきたした時期に”人柱”を作り出す。

 戦争では・・・・、公害では・・・・、選挙では・・・・教育では・・・そしてリクルート事件、事が起きると、必ず犯人を捜し出し、作り出し、標的に変え、みんなで”村八分”にして、社会のシステムに内在する不完全を解消しようとして、実は本質的な問題にメスを入れない。

 相撲協会に代表される、”仕切る側”に、対する提案や、持続的な要望は決して行われないで、後は、人任せに、するのだろうか。歴史的に大衆(視聴者)は、そんなに飽きっぽいのかな。目くらまし的に、”ネタ”を探すことは、メディアとして犯罪的な行為とも、思えるのだ。

「僕にとっての、朝青竜は、話のわかる好青年で、決して理解力の無い
スポーツマンではない」

 傷つかないメディアという檻の中で、ただの偽善者を振る舞う・・・・そう、君たちの方が、余程無責任で下品だよ。




2010.02.22

第7号 月刊「美楽」3月号

『水切り』

 まだ風の冷たい川辺で石ころを探した。おまんじゅうのような石ころや、イチゴのような形をした石ころや、大きなミミズが隠れていそうなブロックや・・・。
 3段や4段の水切りをするには、なるべく薄くて真ん丸い形の石ころが一番だ。川面に水平に石を投げると、水しぶきさえしないように、石は対岸に向かって走っていった。

 ダムや橋の数が増えて遊び場所になるような川沿いの空き地が見当たらない。水切りをするための石は、高層ビルに変わってしまった。日本は、川や海や湖に恵まれた国のはずである。





2010.02.14

第6号 アーススモーカーZEROの問い合わせ

 アーススモーカーZEROの問い合わせが殺到しているので、チラシのご案内。
 中国の上海から車で2時間。ミンボウの工場で数百人の”真面目な工員”
が、ライテック社の子会社のモバイル・ライフ社の厳重な管理の下で、製作されている。フィルターは、マル秘(日本の煙草関連の会社の老舗)。

 2008年の秋から、この”電子スモーカー”が、日本でもブームになっているが、・・・・・・頭が痛いのは不良品。
 このアーススモーカーZEROは、おそらく今販売されいる類似商品とは異なり

「上手い。安い。こわれない。」の3拍子が揃っているはず。

*来週は、中国出張。




2010.02.07

第5号 アーススモーカー好調!東急ハンズ

 アーススモーカーの煙草サイズ・パッケージが東急ハンズにて、販売好調。
 民主党政権の”目玉”ともなりうる煙草税。この値上げは春にも早々国会を賑わすであろう消費税の議論の”裏の主人公”でもアル。
10月に値上げが実施された場合、3000万人の喫煙者の、20%程度にあたる600万人が、禁煙するという予想データもある。
 一方、2兆円を上回るこの財源は、貧乏する日本国民の贅肉でもあり、調整弁でもある。

 祖父は、50年ほど前に、鹿児島の「たばこ耕作組合」と縁があったと聞いた。その意味で、この”電子スモーカー”は、「神様の贈り物か?DNAの宿題か」・・・・・

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