DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2008.02.27

第12号 日帰りで大阪。会議時間40分。

 日帰りで出張や旅に出ることは度々あるが、今回は、現地での滞在時間が、最短かもしれない。

 2年程前、今のハンカチ王子が郷土の鹿児島の高校と甲子園大会の準決勝でぶつかるということで、12時の飛行機で大阪に入り、5回から8回まで試合を観戦し、飛行機で舞い戻ったことがあった。
 その昔には、友人の藤原和博君とハレー彗星を観察しに、最終便で沖縄に飛んで、翌日の始発で東京の9時の会議に間に合わせたこともある。
 その少し前には、フランスのボルドーの世界ワイン博覧会の審査のために、一泊三日パリというのがあった。

 要するに、現地でのんびりすることが出来ない性格なのではなく、ごみごみとした東京の静かな小さな空間の中で、人並みや町並みを眺めながら、ぼっーとしているのが、どんな旅より、ストレスの解消になるなのだ。

 今日の大阪は、12時の飛行機で飛んで、15時の会議に間に合わせ、16時の新幹線で帰ってきた。
 大阪のある老舗の子供服のメーカーの社長との面談時間は、僅か35分。
尊敬する大阪の経営アナリストH氏の笑顔を見に行ったようなものだ。

 新幹線の切符を買って、電車がホームに入るまでの僅かな時間。いつものように富士山を”つまみ”で食べるための、晩御飯にお寿司を購入。
 数あるお寿司系の弁当の中で、この「姫にぎり」は東京に近づいて、ほっとして摘むと・・・・・・一番おいしい。