DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2012.11.09

第38号 Peach Aviationの未来

 Peach Aviationの井上社長と話をしていると、やや古いと思われがちな航空業界にも、無限の未来を感じる。
 世界の鉄道市場が200兆円レベルといわれているが、将来の近距離間の移動、つまり一人乗りの人間飛行機のようなものから、2000人から3000人の大量の人を運ぶ大型旅客機まで、この航空コミュニケーション業界の未来は、明るい。

 美楽東海版の大山くんが、若い人材のネットワークを持っていることもあって、富山大学のペンネーム・あんこさんに桃のイラストを書いてもらった。桃の中には、まるで地球のようにたくさんの国や宗教や人間が住んでいて、交通機関が発展すればするほど、それぞれの人々は分かりあい、溶け合い、手のひらの上の桃のようにやがて地球はなっていくのかもしれない。

 そんな話をしながら、僕は、半ば奉仕の精神と好奇心と、井上さんに対する尊敬が入り混じった心でこの会社のクリエイティブを毎日のように考えている。