DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2010.12.28

第54号 さだまさし ソロプレミアム in 国技館

 さだまさし ソロプレミアム in 国技館に顔を出した。
今年で2回目。出来れば、ずっとずっとやって欲しいイベントである。

 さださんは、年間100回以上も、コンサートをこなす。沖縄から、北海道まで彼の”生ステージ”を楽しみにしている人は、きっと何百万人もいるだろう。隠れさだファンも、凄い数に上る。僕の友人の強い強い格闘家もその一人で、車に乗るとボリューム一杯で、さださんの歌を、熱唱している。それも30年間も。そして、よく泣かされている・・・。

 さださんは、日本の歌謡界史上に残る歌手でも、あり詩人でもあるが、その創作能力やアイデアや、イマジネーションは、芸術の部類である。そしてもう一つはニホンジンの心を記してきた”語り部”なのではないか。

 だからこそ、普段「相撲」が行われている国技館で、年末にさださんが、しかもたった一人で、土俵を飾るのは、意義がある。おそらく日本の国民行事なのである。

 恥かしながら、月刊「美楽」の幟が、国技館にはためいている。この雑誌の、意味も、少しはあるのかな?と嬉しくなった夜でした。