DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2010.03.10

第11号 オージーフーズの大野社長は、”日本の舌”

オージーフーズの大野社長を取材で訪ねた。新宿御苑を眼下・・・窓の下に見下ろすコールセンターは、開店前の緊張感と、新鮮な事業によくある経営者の情熱が空気になって、はち切れそうだ。

大野社長は、グルメと言うより”食材の冒険家”である。お客様の舌を喜ばせるために、日本は勿論、アジアの果てまで狩に出る。
中でも、お新香の知識と、知恵は、素晴らしい。”昭和良き時代”の、食卓を囲んだ家族の風景に、思いを馳せ、今の日本を嘆きながら、「食事革命を提唱する」

 その夜、僕はうるい(山形県)の)新香に遭遇した。こんな東京のど真ん中で、東北の野に群がる独特の粘りの繊維に・・・・・大野さんの経営者としての粘りを思い出していた。

*大野社長のエッセイが美楽5月号から登場します。