DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2007.10.06

第5号 取材の達人、田原総一郎先生

 田原総一郎さんは、テレビでもお馴染みの鋭敏な取材者(インタビュアー)・・・・・無論作家としても時代を抉ってきたが・・・。

 口元は、油断するほど柔和だが・・「なるほど。」と相槌をうったあと、寸前突然、「ということは・・・」と突っ込まれ真実を問われるとフェイントを掛けられたボクサーのように、思わずぎょっとして本音を吐いてしまう。
マイペースな様で、相手のペースに合わせている。
聞かれているうちに、蛇口が緩み「水が流れるように、ホンネの洪水」。

すべてを見透かされているようで、内閣が解散したこともあったっけ。

 偽者だらけの日本では、もっと田原先生のような取材技術を持ったジャーナリストが育たなければならない。