DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2014.12.15

カーコンビニ倶楽部の『愛車主義2015』

 カーコンビニ倶楽部の林社長に依頼されて、『愛車主義2015』が出来上がった。この本は、今年で3年目になるが、いわゆる林さんの名刺代わりになるようなイヤー・ブック(年度版)となる。
 日本にあるチェーン店化した店舗数は、コンビニエンスストアの5万5千店舗を筆頭に、ラーメン店、居酒屋から美容室、歯医者なども取り入れると、約10万店を超えようとしている。皆さんが街を歩くと、約400メートルに一つの店舗がどこかのチェーン店に入っている計算となっている。

 カーコンビニ倶楽部は、その中で飲食店や一般の消費型のチェーンと異なり、社会的使命を一層帯びているチェーン店である。なぜならば、この800店あまりのチェーン店は、地球環境から高齢社会、さらには福祉に至るまで、新しい日本の方向を担う義務と責任を持っている。
 
 10年後になると、日本の車は水素自動車と電気自動車と旧来のエネルギー自動車と混合された社会になる。国民の医療費は、およそ70兆円を超え、車椅子に乗っている人が700万人を超える。
 京都議定書から40年を過ぎようとしているあたりでは、地球全体のCO2規制が強化され、その中で八つ当たりを食らうのは間違いなく日本である。そうした中で、カーコンビニ倶楽部が環境適用車を扱ったり、車椅子をリースしたり、という風に業様を変化させながら成長していくことを考えると、心が躍るのである。

 かの有名なピーター・ドラッカーは、「社会革命とは技術とサービスによる変革が庶民の生活を変えることである」、と書いてある。