DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2014.09.12

デザインハブ 第47回企画展「本・ ことば・デザイン」展

 第47回企画展「本・ ことば・デザイン」展
 僕にとっては、すべての存在はメディアである。という考え方が身に付いて離れない。
 以前、コンビニエンスの弁当や食材を、山ほど企画した時代があったが、そのときもコンビニエンスのトイレの壁から床から、天井にはじまり、おしぼり袋や割り箸の裏側などなど・・・ぜひ有効利用しましょうと、提案したことがある。
 この発想は、ある意味病気に近いもので、目を閉じない限り、ほとんどすべてのものはメディアに見える。人間としてのものの見方が変わってきてしまう、言わば”貧乏揺すり”のようである。

 という意味で、最大のメディアは竜安寺の石庭に置いてある石のようなメディアのあり方が、私にとってはメディアの美学の最終系のように考えられるのである。
 
 月刊「美楽」の言わば”世の中の石ころのようなメディア”になればと考えている。