DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2014.08.20

月刊「美楽」2014-9月号

キャロライン・ケネディ

 キャロライン女史の姿を最初に私たちが見たのは、1963年の彼女の父の告別式の映像で、心を打たれた人も多いと思う。オバマ大統領の対アジア戦略の切り札として、日本大使館に訪れてから、被災地での救援活動から米軍基地の問題まで幅広く主案を発揮している。
 私も彼女の一ファンであるが、それは彼女の政治活動についての関心ではなく、10代の頃、彼女の1枚の絵を買ったことからである。その絵がアメリカに対する向学心に火をつけてくれた感謝の気持ちからである。