DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2013.08.01

第23号 Speachesという音楽家たち

 Speachesという音楽家たちと何かしようとしている。
 音楽は、子供の頃から言ってみればおもちゃのように僕のそばにあったし、好きや嫌いという次元ではなく、まるで御菜のように色々なアーティストや曲を聞いてきた。
 それにしても、所詮たまごのからの中の黄身が、変わる程度のアレンジしか感じないという気持ちは、ずっと続いている。その意味で、車や家電などの方が、実は音楽よりはるかに、革命的に進化しているように感じる。

 なぜ譜面があるのだろか。もっと面白い楽器や音は、ないのだろうか。もっと斬新な言葉はないのだろうか。見たことのないような音楽家の構成はないのだろうか。そんなことばかり考えている。
 Speachesを紹介したI氏は、航空業界のイノベーションを果たしている。彼の希望に叶うためにも、かなり変わったプロデュースをしようと思っている。
 
 今の音楽家たちは、未だにベートーヴェンを超えられない。