DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2010.09.07

第43号 電子スモーカーいよいよ元年

 電子スモーカーに関する、国民生活センターの”抜き打ち検査”が行われ、20社あまりのメーカーがニコチン・タールの含有に関する指導を受けた。幸いに、アーススモーカーは、以前から成分や、内容や、故障に対して神経質に対応してきたので、無事にパス。

 それにしても、いよいよ煙草は400円台に突入。年間15万円の嗜好品になる。!”チリも積もれば、山になる?”・・・・どころでなく、書籍を購入したら100冊、ガソリン1000リットル(日本列島縦断可能)、吉野家の牛丼(ただ今270円)500杯、ゴルフボール300個、いやいやサラリーマンの喫煙者には厳しい値上げだ。

 そして、おそらく電子スモーカーは、150万本から200万本程度の市場に成長する。3000万人が禁煙を考え、1000万人が減煙する。

 ふと寂しいのは、指先の煙草の煙を眺めながら、物思いに耽る時間や、酒場の人間模様や、食後の満足感は何処に消えてしまうのか?
 そう思う僕が、電子スモーカーをプロデュースする自己矛盾なのである。