DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2010.09.05

第42号 週刊女性自身御節弁当

 週刊女性自身の田辺編集長は言ってみれば日本で一番の女性市場を把握している。オージーフーズの大野社長は日本全国の食材通で日本一の”目利き”。この二人が、日本の”食事の心”探しの旅にでる。

 果たして、”弁当”位で、日本の状況に何が起る?と言う話もあるが、実は、このスピード狂で、デジタル狂いで、何でもかんでも携帯とコンビニで用を足す軽薄な今日・・・・
ふと立ち止まって”モノを考える”機会も人間も少ない今日・・・やはりきっかけは「食」なのではないかと思う。

 しかも、グルメというほど家庭経済は豊かでもないし、一方でデフレ食に代表される日常の「食事の有り方」が問われ始めている。
 ダイエットが生き甲斐の若い女性も多い、肥満を気にする中年の女性も数知れず、最近では長寿や高齢化の食事を特集するメディアも日増しに増えている。つまり、わが国の歴史上はじめての食事ブームなのだ。

 ”目の前の料理”の知識を学ぶことで、その奥と底にある日本を考える。

・・・とすれば心機一転、年の初めの、正月の弁当に焦点を合わせ、思い切ったネーミング「母の御節」を誕生させよう。



 「母さんのお節(こころ)」・・・久し振りに”効果”の現れやすい商品の誕生であります。