DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2007.12.20

第20号 フイリップ・トルシエ監督が”沖縄”を磨く!

トルシエ監督が、FC琉球のテクニカル・アドバイザーに就任するというニュースに、マスコミや日本中のサッカー・ファンはもちろん、スポーツ界全体が騒然としている。今日は、昨日の沖縄の記者会見に続き、東京の記者会見。控え室のトルシエ監督は、生真面目そうに原稿を読み、気さくに写真に応じ、”にこり”とスタッフに微笑んでいる。

 沖縄は、ゴルフ、野球、武道、ボクシング、そしてサッカーに至るまで運動能力が秀でる子供たちの名産地である。春夏秋冬、一年中スポーツが出来る環境はもちろん、本土の人間と比較しても骨太で頑強、しかも精神的にタフな選手が多いように思う。
 ・・・・・欠けているものは・・・・・きっと競争心・・・・・

 この日の午後、その島に”負けることを、恥じる、そして許さない”サッカーの先生が赴任した。彼の一見モダニズムにも見える振る舞いの中に、皆さんもあの2002年仙台のトルコ戦の後に見せたトルシエの落胆を忘れられない人も多いだろう。

 沖縄は”磨かれる”しかも、春を待たないで!今日から!