DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2006.05.05

第21号「亀田興毅選手 世界タイトルマッチ前哨戦の控え室」

 有明コロシアムのVIP待合室に、凄い顔ぶれが勢ぞろい。滅多に見られる光景ではない。最初に訪れたのは、赤いマフラーのアントニオ猪木氏。次に訪れたのは、戦後最強のイベントプランナー康芳夫氏。この二人は30年ほど前に世界中が注目した異種格闘技戦、世界ヘビー級チャンピオン、モハメッド・アリVSアントニオ猪木を興行した。
暫くすると、プロシードの石川代表が現れた。おそらく、今日試合を行う亀田興毅君のコンテンツとしての価値を確認しに来たのだろう。さらに、後ろ向きのフードを着ている男性は、元アイドル、今でもアイドルのスリー・ファンキーズの長沢 純氏。さらに、この写真とは別に、高橋尚子を育てた小出監督。そして、環境大臣の小池百合子氏。さらには、野村克也監督夫妻・・・・・・・・・突然、叶姉妹まで。

 亀田三兄弟の人気の中身は“昇り竜”、敵も見方も、嫉妬も賞賛も、応援も罵声も、順風も逆風も・・・・も・・・・・そう言えば控え室の面々はコンテンツにつき物の、そんな事すら乗り越えて生きてきた。

「船の帆は、大きければ大きいほど風を飲み込む」東