DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2002.04.16

4月16日(火)代々木の越智病院のロビー。

人生には3人の医者と、3人の弁護士、3人の宗教家が必要。その意味で、越智先生は僕にとって大切な医者の一人だ。一般的に医者のネットワークは、学校の先生や、弁護士などある権利を持った免許団体の個人的集合体である。つまり、特権意識をもって同業界の中で情報のやり取りを行っているといわれている。しかし、越智先生はその中でも社会的に多いな窓口を持ったネットワーカーで、患者の顔ぶれも野球選手から、歌手、政治家から実業家まで多岐に至っている。
代々木の山手通りから裏に入った、一見一戸建て風の「コウジン・クリニック」が先生の拠点。患者同士の関わりを病院以外でも広げて行きたいと言う先生の夢を企画化する事にした。病と言う切符を持った入場者が、越智遊園地村に入ると、いろいろな健康に関するテーマ・パークが点々と設置してある。やがて、この村の住民となった入場者は楽しみな企画に参加し、本来持っていた重い病も消えうせる。こんな設定かしらん。