DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2015.06.05

照屋リンケンさん

 照屋リンケンさんのギターを聴いている。
 リンケンバンドを率いる沖縄の音楽は、この20年で日本の音楽シーンの中に定着した。普段は、照屋家の伝統を引き継ぎ、三線を披露しているのだが、ギターの腕もなかなかのもので、つま弾く音の端々に、やはり沖縄の音階が心地よく流れている。
 ギターの音に合わせてハミングすると、私の体にも南風が流れてくる。

 20年振りになるだろうか。二人して、ギターを合奏している。
 やはり現役の強みだろうか。リンケンさんのつま弾く音の方が生きている。