DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2010.10.03

第46号 木更津に麺あり

 木更津に麺あり。高速料金が値下げになって以来、週末のアクアラインは、渋滞することが多い。この海底トンネルの中で、渋滞を迎えると、イライラするよりは、水道管の中に居るようで窒息してしまう恐怖感がある。窓を開けると排気ガスが充満して、なおさら不快感が増す。

いつものゴルフ仲間の誘いを断り切れず、コースを出るのが5時過ぎになった。
「川崎方面、アクアライン渋滞18キロ45分」の表示。最悪である。
だから、途中の15番ホールで切り上げればよかった。

 そんな訳で、なんとか打開策をと考え袖ヶ浦のインターを下りた。田園風景に、東京湾の潮風が夕陽の赤を、取りこんで映えている。
 その時に、なんと天空に突き出した幟である。幟のセンスを見れば味が、薄々は分かるのだ。因みに、店の名前を聞けば、店主の趣味は、100パーセントわかる。ロゴタイプの色から客層がわかる。
客は、その店に居る自分をイメージして訪れるのである。

*UCC上島珈琲は、最近では優秀デザイン賞である。スターバックスは、定番過ぎて面白みがないのが面白い。ココ(C/C)カレーは、ぼちぼち飽きられるし、カレー以外の想像力が湧かないのが悲しい。


「ながうら」の自慢はは以前食した翡翠麺(ひすいめん)の様な、濃い緑色の麺である。但し、ここは若布の色素に染まったもの。歯ごたえも、舌触りも、匂いも、絶品。炒飯や、餃子、野菜炒めは、火力と油の品のせいか、ムッとこないので、胃も歓迎。併せてお薦めである。

この夕は味噌ラーメンを食jしたが、多分つけ麺の方が18番かもしれない。
今日は、ゴルフもラーメンも18という数字に縁が無いようである。