DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2009.10.21

第36号 讃岐うどん屋「おぴっぴ」

 西新橋の讃岐うどん屋「おぴっぴ」は、20歳の後半によく通った。
 リクルートがまだ銀座にビルを移す前の話。当時から、居心地のいい会社で、仕事があろうが、終わろうが、日曜日でも祝日でも、とにかく大学のクラブの部室のような雰囲気で、みんなが会社で、溜まっていた。

 夜になると、ビルの裏手にあるこの「おぴっぴ」で夕食を食べた。
あの頃は、ダイエットなんて言葉は無かったし、ましてやメタボなんて肥満体を中傷し批判するワードも無かった。

 そう・・・・・薬品市場が広告市場に侵食される以前の話。思い起こせば、僕の歯も20数本健全に、白く輝いていた。

 この日のうどん・・・・・”懐かしい”を通り越して、何か明日の”エネルギー”をすすったな・・・シュルシュルッ・・・・・