DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2002.04.02

4月2日(火)四谷の裏通りで、日本酒を飲んでいる。

このメンバーは10年ぶりかなぁ。リクルート時代(この会社は時代と言う表現がなぜかふさわしくない・・・いつの日も今でも昔のままなのだが)のままに、「かもめ」の福西さん、秋に民間人第1号で公立中学校の校長先生に就任する藤原くん、思索家の横山くんと(ナナ・コーポレーション)に集合。なんとなくテーマもなく、世間話に話を弾ませた。「人形焼・元気村」という北海道の旬を材料にした皿料理に、日本酒でいい気分。同じ感性、同じくらいの知性、同じ思い出・・・この3つが揃った酒席はなにより安心感がある。一杯やって、店を出ると妙に暖かい春の風が、裏通りを走り、多分過ぎた日々の満足感で今夜はゆっくり休める気がする。組織を離れて、久々の連帯感を感じているのかも知れない。少なくとも僕は。