DIARY:夕焼け少年漂流記

 

2001.01.08

昨晩、今世紀始めての雪。2cm程度のミゾレ雪。東京プリンスでてんぷら。

昨晩、今世紀始めての雪。2cm程度のミゾレ雪。東京プリンスでてんぷら。雪と、てんぷらは何故かお似合いなのである。

開高 健先生が、何かのエッセイで「知者は、海を愛し、賢者は山を愛する」と書いていた。解る様でなかなか深い例えである。「賑やかな鬱。淋しげな躁。」二つの相反の真中で、どちらか一つをチョイスするのは難しい。

 芝のサウナが3月一杯で閉鎖される。ゴルフ場も8月末でクローズ。2005年にオープンする芝プリンスホテルの工事がいよいよ始まるそうだ。東尾監督、加藤茶、目黒さん(80歳の画商)、稲葉さん(寿司)、杉山会長〈旅行〉、新谷氏(寺)九連山さん(金融)、朝霞さん、みんな一体何処に行くのかなぁ。世代を超えて、裸で世間話をしてきた言ってみれば“灼熱の暇つぶし仲間”は、ボクの日常の一角を形成していたのに。屋外に気軽に駐車して、風呂の後に満月や、星を仰げるあのホットした瞬間が、どれだけ大切だったことか。残念なニュースだ。